面接
面接の目的
面接における面接官は、大きく分けて次の3点について応募者を見極めようとしています。
【資質があるか】
- 履歴書に記入されたとおりの経験や能力(潜在能力)、アピールポイントがあるかどうか。
【意欲があるか】
- 仕事に対する熱意や社会人になるにあたっての意欲があるかどうか。
- 自発的に仕事に取り組む姿勢があるかどうか。
【適性があるか】
- 組織にとけこめるかどうか。
- 職場の人間とうまくやれるかどうか。
面接試験の種類
①個人面接
- 形式
- 応募者1人 対 面接官1人~複数人
- 所要時間
- 平均10~30分程度
- 特徴
- 1対1の場合、対話的に面接が進むため、応募者のありのままの人間性が見られる。
複数の面接官の場合、さまざまな角度から質問し、より細かく観察して評価する。 - 気をつけること
- 1対1の場合、リラックスした雰囲気で面接となるケースは、態度や言葉づかいに注意。
②集団面接
- 形式
- 応募者複数人 対 面接官1人~複数人
- 所要時間
- 平均30~60分程度
- 特徴
- ①応募者全員が同じ質問に順番に答える方法
②応募者1人ずつ質問内容が変わる方法
応募者の比較・検討が行われる。
応募者にとって1人で受ける個人面接よりも緊張感が緩和される。 - 気をつけること
- 緊張感を持続させる。
他の応募者と面接官の話にもじっくり耳を傾ける注意力が必要。
③グループディスカッション
- 形式
- 応募者1グループ5~10人程度 対 面接官1グループ1~5人程度
- 所要時間
- 平均20~50分程度
- 特徴
- 例えば1つのテーマに対して応募者同士で自由に討論し、各々が自身の意見を言い合う。
話し合いの姿を面接官が評価シート等を使用し、観察・評価する。
積極性・リーダーシップ・協調性・コミュニケーション能力等が見られる。
事前にテーマを知らされることは少ない。 - 気をつけること
- 必ず発言する。
話す姿勢、聴く姿勢にも常に意識をして取り組む。
間違いは素直に認める。