歴史
弊社の歴史は、1904年(明治37年)、当時の大商社、鈴木商店の支配人金子直吉に重用された池田源次が同年11月18日に現在の北九州市門司区大里本町西生寺付近で池田組を旗揚げした事に始まります。1906年(明治39年)池田組は鈴木商店大里製糖所(後の大日本製糖株式会社)の完成時に、工場下請会社に選任された事で、その屋台骨が出来ました。
その後、1916年(大正5年)には、鈴木商店の関門工場群の港湾荷役を一手に引き受け、300名から600名の作業員を雇い入れ、業容を拡大したのです。1925年(大正14年)、鈴木商店子会社の帝国人造絹絲株式会社(後の帝人株式会社)岩国工場建設に際し、鈴木商店から出向していた大屋晋三(後の帝人株式会社社長)が金子直吉から推挙された池田組を使った事が更なる飛躍への転機となったのです。池田組は期待以上の成果を上げ、認められ、引き続き他の工場建設にも携る事が出来、全国に支店を拡げる事が出来たのです。